2020年8月5日水曜日

いつもありがとうございます。

ひさしぶりの更新

細々とながら仕事を続け、元気にすごしております。
2020年4~5月はコロナ禍のおかげで開発案件がスタートせず、事業もどうなることかと思っていたけど、6月後半からいくつかの問い合わせが来て、今はパンクに近い状況にあります。

最近C〇C〇NALA経由でBLEやWifi、スマホ関連でこんなもの作れませんか?という感じの問い合わせをいただきます。本当にありがとうございます。


C〇C〇NALAのチェックはあまりできていないので、下記メールアドレスからいただけると助かります。できる限り誠実に、正直に対応するよう心掛けます。
今後ともよろしくお願いします。


2020年8月2日、丹波ひまわり畑への夫婦ライド

有限会社マックスポート
info.maxport.anami●gmail.com
※ ●を@に置き換えてください。

2017年10月7日土曜日

Embarcadero C++ Win32 link Error LME200






 自分への忘備録

 Embarcadero C++でWin32ビルドする際、突然リンクエラーが発生する場合がある。

このようなもの
[ilink32 Warning] Warning: unknown heap name   : 0x08000000 / 0x08000000 [ilink32 Warning] Warning: Error detected (LME200)

 link32.exeをLARGEアドレス対応にしてあげることで、対応するみたい。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行することでリンクエラーは解消されました。

C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\bin>"c:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\bin\editbin.exe" /LARGEADDRESSAWARE ilink32.exe

かしこい人たちのおかげで助かりました。
それにしてもEmbarcaderoには悩まされます ・・・

2017年8月16日水曜日

RADStudio : paclient exited with code 1 (iOS)

かなり久しぶりの更新(仕事ネタは機密上書けないことが多いので ・・ )
 しかもTwitterは完全に自転車アカウントなどになっていて、この会社何なんだ?って状態になっている。笑って許してください。


BluetoothLEのデバイスを制御するアプリを作る必要があり、iOSとAndroidを別々に作るのも無駄なので Embarcadero RADStudio を採用してみた(と言っても一年前に購入してもらったものだが)。
 
Android版は思ったよりすんなり動いたので、次はiPhoneで ・・ そこでハマってしまった。


Embarcadero RADStudio でiOS アプリ開発を行う場合は、以下のように接続する。
Windows(RADStudio) ->  Mac(PAClient) -> iPhone

Windows上のRADStudioがMac上のPAClientを経由して、iPhoneの制御を行うことでデバッグできるようになっている。

いろいろと試していたら、突然デバッグができなくなってしまった!
実行しようとすると、RADStudioが 「paclient exited with code 1」と吐きだして、止まってしまう。

今更動かないと困る。評価できない!
RADStudioをアンインストール~新しいバージョンをインストール ・・ だめだ
パッチがあったので、あててみる ・・・ だめだ

Macはほとんど使ったことないので、よくわからないことも多い。
こんなことの繰り返しで、何日費やしたことやら。

Mac側のpaclient画面には /use/bin/security find-identity -v という表示が連発している。
ふっとMac側に「KeyChain」なるものを思い出した。

開いてみると、この中にEmbacadero開発関連のキーをいくつか発見。
ここにあったものをすべて削除して、RADStudioのMac接続関連設定を再設定すると、いとも簡単に動いた。

あとから気づけばこんなもんなのだが、こんなことにばかり時間がかかって、肝心のことはこれから。

BLEデバイス、Androidではすぐに接続できるのだが、iOSからはつながらない。
やっとこれから原因調査できるが、その前の段階で無駄な時間を使いすぎて嫌になってきた(涙)。

2013年6月28日金曜日

あるき音システムをわかりやすく



あるき音システムが理解できないという指摘を受け、説明用の図を作成しました。
(ケイさんごめんなさい)。

あるき音のイメージはこうです。


屋内施設の中(たくさんの場所)にスピーカー+CDプレーヤーを設置し、異なるIDのあるき音を鳴らしておきます。

スマホを手にした顧客がこの施設を歩くと、クラウド(サーバー)は次のようなデータを収集できます。

[2013/08/21 12:13:30][スマホ123号][AREA9]

[2013/08/21 12:13:40][スマホ123号][AREA8]

[2013/08/21 12:15:20][スマホ123号][AREA6]

[2013/08/21 12:21:50][スマホ123号][AREA2]

[2013/08/21 12:25:03][スマホ123号][AREA1]

あとでこのデータを解析すると、この顧客の移動パターンが把握できるというものです。
これらたくさんの行動パターン解析結果は、施設構成レイアウトや顧客誘導経路等の営業戦略の基礎データに利用可能です。


※ スマホを手に持って歩くと「いいことがある」「楽しい」という仕掛けが必要です。
→ 自動ポイント配布、シークレット割引メッセージ表示などのスマホアプリを開発し、バックグララウンドであるき音アプリを動かしておく。

※ スマホのマイク性能(指向性)、スマホの持ち方(マイクを指でふさいでない)、歩く速さなどで、あるき音を聞き取りできない場合が多々発生します。 
 → このため完璧な人間の動線をトレースすることは困難です。


あるき音アプリのダウンロードはこちらから

2013年6月22日土曜日

あるき音システム


かくれ音システム応用版として、「あるき音」をリリースしました。

あらかじめ屋内施設(ショッピングモールやデパート)のあちこちから聞こえない音「あるき音」を鳴らしておきます。

スマホはあるき音を聞き取ると、その音に含まれている情報をサーバーに送ります。
この仕組みにより顧客の移動経路、行動パターンを把握することができるため、販売戦略に役立てることが可能になります。





区画ごとにスピーカーを設置し、異なるあるき音を鳴らしておくことで、聞き取りエリア内を通過したスマホを把握します。


※ かくれ音とあるき音の違い
かくれ音IDは約1.2秒ごとに繰り返し鳴らしていますが、あるき音IDはデータ量を減らし約0.6秒ごとにしています。歩きながらのエリア通過を想定しているため、短いデータ長を設定しました。


あるき音アプリのダウンロードはこちらから


2013年6月18日火曜日

かくれ音システム 実測結果


かくれ音システムは屋外でどれくらいまで音が届くのかを実測してみた。

まずは再生環境(スマホ+スピーカーを地べたにそのままってどうよと思いつつ ・・ )


ちなみにボリューム設定は約40%の位置に
これ以上ボリュームを上げると、音がひずんで「ういーん」という音が聞こえてくるんです。




 では実際にスマホを片手にテストしてみました。

まずはPanasonic P-01D
距離が離れると、スマホのマイクをスピーカーに向けないと厳しいです。
(だってヤフオクで新品未使用が5000円という値段に釣られたスマホですし ・・ )


でもこんな感じの場所で3秒ほど待機すると、見事受信できました!

引き続きNEC MediasTab N-08D
Panasonicは超えるかなと思ってましたが、これまさに余裕!

結局この位置でスマホのマイクをスピーカーに向けると3秒ほどで受信できました。

実際の位置関係をGoogleMAPより調べるとこうなりました。
以下の写真はGoogle Mapとストリートビューから抜粋した位置関係です。







Panasonic P-01Dでも20m以上!  MediasTabだと40m以上です。
Androidスマホのマイク性能やマイク指向性などによって到達距離は異なることは当然ですが、この結果には自分でも驚きです。

※ ただしスマホのマイク性能や周りの状況によって伝達距離が大きく異なると予想されるため、あくまでも伝達距離は10m程度という仕様にしておきます。

ちなみにこの間にペットの犬が3匹いますが、まったく吠えることありませんでした。
犬に「聞こえた?」って聞いても無視されてしまいました。

かくれ音アプリのダウンロードはこちらから




2013年6月17日月曜日

かくれ音システム

ひさしぶりのブログ更新。
ずっと音を使ってのデータ伝送「かくれ音(かくれおん)」システムの開発を行っていました。

テーマはまさにシンプル「音で伝える」です。



人間には聞こえない音域(18K~20KHz)の音を出し、スマホのマイクで聞き取ります。
スマホ毎に異なるマイクの指向性などをどう克服するか、本当に苦労しました。

現在Google Playに正式リリースする前段階で、最終テストを行っています。
iPhone版はまだ追いついていません(残念)。

こんな使い方を考えています。



他にももっといろいろな使い方ができないかと、知恵をしぼっています。


聞こえない音を再生するスピーカーはONKYO社製、GX-70HDを推奨機種としています。
大きさ、再生周波数、出力パワー、そして値段でベストな機種と判断しました。


http://www.jp.onkyo.com/pcaudio/poweredspeaker/gx70hd/index.htm
(現在Amazonで1万円前後です)

興味がある方はお気軽に連絡ください。
実機デモ、打ち合わせなど対応可能です。

基本的な販売対象は「聞こえない音データ(wavファイル)」と「サーバー使用費」です。
Androidアプリは無料で公開しますが、有料でカスタマイズアプリ開発なども対応します。
またAndroidアプリの聞き取り処理部(オブジェクト)部を提供し、別途アプリに組み込みなども対応します(費用は別途相談)。


かくれ音アプリのダウンロードはこちらから




[2013/06/19追記]
たとえばこんな使い方(メモ書き)

大きな立体駐車場内にあちこちスピーカーを仕込んでおき、GPSの代わりに使用する。
それを使用して、どこに車を止めたか指示するアプリが可能。
・・ 店のサービス向上になっても、売上の向上は難しいかな?