2021年10月5日火曜日

経歴について

先日ふっと経歴の資料を更新する必要があったので、ひさしぶりに見直してみた。

進化してないなと思いつつ、いろんな案件に関わりながら比較的新しい開発項目にも

参加させていただいていることに感謝あるのみ。 

 
Windows / Linux / Android / RaspberryPi
マイコン基板、Arduino基板

CAN / I2C  / LAN / Wifi / Bluetooth

 ・・ 一通り何でも開発対応します。


経歴追加
1995年9月有限会社マックスポート創業
     :
2009年4月Real Time Linux マルチコア対応モジュール開発
2008年4月Real Time Linux用PCIボードドライバ開発、V850POD開発など
2010年4月Virtual システム計測機用PCIボードデバイスドライバ開発
2011年4月車両モニタシステム北京モーターショーデモ用システム開発
2011年4月心拍オンライン計測システム開発
2012年4月CAN連動車両周辺映像録画/再生システム開発(Windows)
2013年4月CAN-RS232Cデータ変換アプリケーション開発(Windows)
2013年4月車両情報サーバーアップロード用デモ装置開発
2013年4月Forum8連動トヨタ展示用車両制御システム構築
2014年4月車両データ収集装置GPS対応版開発、車両データ解析ツール開発
2014年4月~現在視線検知対応車両制御システム
2015年4月Forum8対応車両運行デモシステム開発
2016年4月ドライブシミュレータ、Forum8/CANデータ連動対応
2016年4月HD映像キャプチャCAN送受信連動ロギングシステム開発
2017年4月車両データシミュレーションWindowsシステム開発
2018年4月ドライブレコーダ評価装置用SDカード読み出しシステム開発
2018年4月音声周波数解析ライブラリ開発
2017年4月船舶用CAN変換BOX、船舶用簡易ナビシステム開発
2017年4月トルクレンチ締め付け値無線ロギング/結果収集システム構築
2018年4月静電容量自動計測システム(無線データ収集&ロギング)開発
2018年4月無線機&Bluetooth通信システム開発
2017年4月スマート体温計システム開発
2019年4月発電センサーモジュール用データ収集システム開発
2019年4月CAN Gateway装置開発
2020年4月各種センサー情報無線データ収集システム構築
2020年4月AndroidスマホUSB接続デジタルFMラジオ装置開発
2020年4月船舶用CANドライバ構築
2020年4月LORA無線機用リモコンユニット開発
2021年4月ミライパネルPLC装置プログラム構築
2021年4月CO2センサーデータ収集&Androidスマホ表示&ロギング装置開発

2020年9月23日水曜日

Androidスマホでラジオ制御

Androidのスマホからラジオチューナー(Si4730)の制御を行い、スマホから音を出すという装置の開発を行った。


Android、チューナー間は USB Isochronous通信で行うのだが、まぁ動かない動かない。

これほど悪戦苦闘したのは本当にひさしぶり。トータルで2か月くらいかかってしまった(工数的には超大赤字w)。


USB Isochronous通信のベースはlibusbを使用したけど、Isochronousの使い方がわからない。

チューナー側もきちんと送信できているのかわからない。

「よくわからないもの」と「なんだかよくわからないもの」をつないでも動くわけがなくw

 

ただ依頼いただいた方を裏切るわけにはいかないので、意地と根性だけでなんとか克服できました。

結局、AndroidでIsochronous通信を行う際は ・・

 ・ libusbの改造が必要

 ・ Javaで取り込んだDescriptorとFSをLibusbに渡さないといけない。

 ・ Isochronous通信のコールバック処理部で修正しないと使えなかった(今回の案件の場合)。

 

LibusbはLGPL2.1 なので、ソースの公開が必要なのかな?

そのうち公開するかも(案件の状況次第)。

 

※ もしUSBでIsochronous通信をしたいという方、ひと声かけてください!

2020年8月5日水曜日

いつもありがとうございます。

ひさしぶりの更新

細々とながら仕事を続け、元気にすごしております。
2020年4~5月はコロナ禍のおかげで開発案件がスタートせず、事業もどうなることかと思っていたけど、6月後半からいくつかの問い合わせが来て、今はパンクに近い状況にあります。

最近C〇C〇NALA経由でBLEやWifi、スマホ関連でこんなもの作れませんか?という感じの問い合わせをいただきます。本当にありがとうございます。


C〇C〇NALAのチェックはあまりできていないので、下記メールアドレスからいただけると助かります。できる限り誠実に、正直に対応するよう心掛けます。
今後ともよろしくお願いします。


2020年8月2日、丹波ひまわり畑への夫婦ライド

有限会社マックスポート
info.maxport.anami●gmail.com
※ ●を@に置き換えてください。

2017年10月7日土曜日

Embarcadero C++ Win32 link Error LME200






 自分への忘備録

 Embarcadero C++でWin32ビルドする際、突然リンクエラーが発生する場合がある。

このようなもの
[ilink32 Warning] Warning: unknown heap name   : 0x08000000 / 0x08000000 [ilink32 Warning] Warning: Error detected (LME200)

 link32.exeをLARGEアドレス対応にしてあげることで、対応するみたい。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行することでリンクエラーは解消されました。

C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\bin>"c:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\bin\editbin.exe" /LARGEADDRESSAWARE ilink32.exe

かしこい人たちのおかげで助かりました。
それにしてもEmbarcaderoには悩まされます ・・・

2017年8月16日水曜日

RADStudio : paclient exited with code 1 (iOS)

かなり久しぶりの更新(仕事ネタは機密上書けないことが多いので ・・ )
 しかもTwitterは完全に自転車アカウントなどになっていて、この会社何なんだ?って状態になっている。笑って許してください。


BluetoothLEのデバイスを制御するアプリを作る必要があり、iOSとAndroidを別々に作るのも無駄なので Embarcadero RADStudio を採用してみた(と言っても一年前に購入してもらったものだが)。
 
Android版は思ったよりすんなり動いたので、次はiPhoneで ・・ そこでハマってしまった。


Embarcadero RADStudio でiOS アプリ開発を行う場合は、以下のように接続する。
Windows(RADStudio) ->  Mac(PAClient) -> iPhone

Windows上のRADStudioがMac上のPAClientを経由して、iPhoneの制御を行うことでデバッグできるようになっている。

いろいろと試していたら、突然デバッグができなくなってしまった!
実行しようとすると、RADStudioが 「paclient exited with code 1」と吐きだして、止まってしまう。

今更動かないと困る。評価できない!
RADStudioをアンインストール~新しいバージョンをインストール ・・ だめだ
パッチがあったので、あててみる ・・・ だめだ

Macはほとんど使ったことないので、よくわからないことも多い。
こんなことの繰り返しで、何日費やしたことやら。

Mac側のpaclient画面には /use/bin/security find-identity -v という表示が連発している。
ふっとMac側に「KeyChain」なるものを思い出した。

開いてみると、この中にEmbacadero開発関連のキーをいくつか発見。
ここにあったものをすべて削除して、RADStudioのMac接続関連設定を再設定すると、いとも簡単に動いた。

あとから気づけばこんなもんなのだが、こんなことにばかり時間がかかって、肝心のことはこれから。

BLEデバイス、Androidではすぐに接続できるのだが、iOSからはつながらない。
やっとこれから原因調査できるが、その前の段階で無駄な時間を使いすぎて嫌になってきた(涙)。

2013年6月28日金曜日

あるき音システムをわかりやすく



あるき音システムが理解できないという指摘を受け、説明用の図を作成しました。
(ケイさんごめんなさい)。

あるき音のイメージはこうです。


屋内施設の中(たくさんの場所)にスピーカー+CDプレーヤーを設置し、異なるIDのあるき音を鳴らしておきます。

スマホを手にした顧客がこの施設を歩くと、クラウド(サーバー)は次のようなデータを収集できます。

[2013/08/21 12:13:30][スマホ123号][AREA9]

[2013/08/21 12:13:40][スマホ123号][AREA8]

[2013/08/21 12:15:20][スマホ123号][AREA6]

[2013/08/21 12:21:50][スマホ123号][AREA2]

[2013/08/21 12:25:03][スマホ123号][AREA1]

あとでこのデータを解析すると、この顧客の移動パターンが把握できるというものです。
これらたくさんの行動パターン解析結果は、施設構成レイアウトや顧客誘導経路等の営業戦略の基礎データに利用可能です。


※ スマホを手に持って歩くと「いいことがある」「楽しい」という仕掛けが必要です。
→ 自動ポイント配布、シークレット割引メッセージ表示などのスマホアプリを開発し、バックグララウンドであるき音アプリを動かしておく。

※ スマホのマイク性能(指向性)、スマホの持ち方(マイクを指でふさいでない)、歩く速さなどで、あるき音を聞き取りできない場合が多々発生します。 
 → このため完璧な人間の動線をトレースすることは困難です。


あるき音アプリのダウンロードはこちらから

2013年6月22日土曜日

あるき音システム


かくれ音システム応用版として、「あるき音」をリリースしました。

あらかじめ屋内施設(ショッピングモールやデパート)のあちこちから聞こえない音「あるき音」を鳴らしておきます。

スマホはあるき音を聞き取ると、その音に含まれている情報をサーバーに送ります。
この仕組みにより顧客の移動経路、行動パターンを把握することができるため、販売戦略に役立てることが可能になります。





区画ごとにスピーカーを設置し、異なるあるき音を鳴らしておくことで、聞き取りエリア内を通過したスマホを把握します。


※ かくれ音とあるき音の違い
かくれ音IDは約1.2秒ごとに繰り返し鳴らしていますが、あるき音IDはデータ量を減らし約0.6秒ごとにしています。歩きながらのエリア通過を想定しているため、短いデータ長を設定しました。


あるき音アプリのダウンロードはこちらから