とあるご縁から、NDロードスターのCANデータ解析に関する依頼をいただいた。
CANバスにつながっているECUの中から、エンジンECUのCANデータだけを探し出すって、実は非常に困難なんです。
そこでエンジンECUと車両側CANバスを切断(ひえーー!)
その間にAmazonで18000円くらいで売ってたUSB-CAN-FD-Bをログ取得&CANデータ中継器として接続。
USB-CAN-FD-BをコントロールWindowsアプリも「自作すること」から始めた。
WindowsアプリでCH1で受けたCANデータをログに落としながらCH2から送信、CH2も同様の動作で、無事にエンジンも回るし、ほぼ完ぺきにログも取り込めた。
(オレ、やっぱすげーぞ笑)
そして自宅駐車場まで運んでいただいたNDロードスターでログ取得・・9分間のデータで約110万のCANデータが飛び交ってる。
データ量は恐ろしいけど、エンジンECUが送信しているCANデータを確実に把握できていることは今回の最大の強み。
CANFDも対応OKと思っていたけど、ご依頼いただいたNDロードスターはCANFDデータ飛んでませんでした。
その結果、車速以外のデータはほぼ取得&解析完了(解析も超大変だったけど・・)
車速以外? ・・ そうなんです。
このロードスターは6速ミッションで、私もうミッション車はよう運転しないんです笑
18歳で免許取って7年くらいはミッション車乗ってたんですが、もう何十年も運転してないので無理!
車両返却の際、少しだけデータ計測付き合ってもらって、車速取得いたします。笑
こんな楽しいお仕事もさせていただき本当に感謝しております。